2017年入賞作品

タイトル「NIPPONのBMW」

1位 0171 IZ-F31 さん

タイトル:日本で唯一の『渚』にて

コメント:日本で、唯一、自動車やバスでも海岸線の砂浜を走れる『渚』。ここで妻と共に一枚。そして、一言。 「BMW」と掛けて「妻」とときます。その心は「どちらも、大切なパートナーです」。日頃の妻への感謝の気持ちをPHOTOに込めて。いささか照れくさいですけど(汗)。

■審査員総評 ORIHARA HIROYUKI [フォトグラファー]

テーマに沿った感じとは言い難いのですが、すごく美しい写真ですね。夫婦なのか恋人なのか、夕日を眺める姿から仲の良さと幸せな表情が見えるようです。僕が撮影者なら、じゃっかん露出を下げ人はシルエット。クルマは車種が分かる程度まで落として、夕日を濃くしると思います。そうすることで生っぽさがなくなり、より幻想的になるでしょう。そうすることで、見る側の妄想もグッと上がると思います。何はともあれ優勝おめでとうございます。

 

2位 0054 イケさん さん

タイトル:日本一のタワーにMカラーを添えて

コメント:NIPPONと聞いて、最初に思い浮かべたスカイツリーMカラーのひとつ、粋にライトアップされたツリーを背景にブレーキライトの赤やバスの行き先表示の青を長秒露出で写しました。        

■審査員総評 KUMASAKI KEISUKE [af imp. 編集長]

絶妙な露光時間でドラマチックな絵になりました。流れる光のラインと静止したスカイツリーの対比も面白いですし、S.E.Mも光ってますね。柳で日本的な雰囲気がさらに高まっているのも見逃せません。

 

3位 0027 yut_f30 さん

タイトル: 柳の下で…

コメント:日本の古き良き町並み、風情ある柳の下で撮影。欧州で走っているBMWもかっこいいですが、日本の風景とBMWも不思議とマッチング。柳の葉がいいアクセントになってくれました。        

■審査員総評 SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]

実はボク的に1番だった作品。背景の日本家屋、手前の柳、そしてBMW。まさに今年のテーマに沿った作品だと思いました。そして車体のハイライトとシャドーが絶妙に立体感を醸し出している。奥にある電灯がアクセントになって車体全部をフレーミングせず上手く切り取っているのがこの作品の完成度を上げている。

 

4位 0048 りょうちん さん

タイトル:アンダーグラウンド

コメント:日本の下町の雰囲気にヨコハマタイヤ、3DDesignやRAYS、DIXCELなどメイドインジャパンで纏った車と撮影しました。

■審査員総評 TAMURA WATARU [フォトグラファー]

最新のBMWをジャパンブランドでモディファイした姿が、ザ・ニッポンな夜の商店街に佇まい。僕的には今回のテーマにドンピシャなイメージに感じました。少し前の「日本アングラチューニング」思い出させます。もう少し商店街の奥行き感が見える構図だと、より雰囲気が出ると思いました。

 

5位 0023 かれんこパパ さん

タイトル:9月の富士山と愛車

コメント:構図のポイントは、お題より、富士山と愛車を配置して、その間にパースペクト感を出してくれるワインディングロード置いたところである。9月の富士に雪は無いが、その下にかかる低い雲が地表の高さを表現してくれている。光の入り方から愛車をハイライトさせるための露光は、多少ハイキーで設定してみた。今回目標とした構図を想定通り表現できた一枚だと思っている。        

■審査員総評 KUMASAKI KEISUKE [af imp. 編集長]

背後にそびえ立つ富士山と低い位置にたなびく雲、そして画面奥から続くワインディング。奥行き感のある構図となりました。気持ちよさそうに駈け抜けるE90が連想できますね。奥のクルマが無かったら……

 

6位 0117 ひょうすけ さん

タイトル:常しえの大鳥居とX3

コメント:新潟県のパワースポットとして有名な弥彦神社の大鳥居と一緒に撮ってみました。

■審査員総評 SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]

ワイドレンズを巧みに使ったモノクロでインパクトある作品に目が止まりました。鳥居を含む背景の雑多感をシルエットにしたトコも素晴らしく、明暗をはっきりするコトでモノクロ特有のメリハリがつく仕上がりになったと思います。ワイドレンズにモノクロ。一番難関な組み合わせをまとめあげた作者のセンスを感じます。

 

7位 0041 k-azu さん

タイトル:花衣

コメント:今日は花弁を身に纏って…        

■審査員総評 SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]

今年のテーマを聞いた時に“さくら”を絡めてくるのが多いだろうなと思ってましたが、この作品ほどさくらとBMWが融合したモノはないなと。望遠レンズの圧縮効果を上手く利用したコトでクルマが際立ち、ボディにも花弁を散らす憎い演出が功を奏したと思います。これだけボケてもさくらの盛大さが伝わってくるロケーションを選んだ作者の勝利。

 

8位 0040 シュアファイア さん

タイトル:舶来の

コメント:島国日本をある意味象徴するコンテナ群貿易により発展して来た長い歴史を感じながら、ドイツからの舶来品への想いを馳せて撮影しました。

■審査員総評 TAMURA WATARU [フォトグラファー]

ご本人のコメントにもありますが、この場所もある意味「ニッポン」の景色ですね。コンテナ、金網、ガードレールの直線的な背景に、流線型の白いボディが浮き立ちお見事。青い空を多めに入れた構図も効いています。撮影時間帯も良く、色味的にも爽やかにまとまった1枚ですね。

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