審査員

【Studie AG フォトコンテスト2023審査員紹介】


 

KUMASAKI KEISUKE

KUMASAKI KEISUKE [MōTA(モータ)副編集長]​

元afimp編集長を長く努めた鋭い視点で各作品に的確なアドバイスを毎回頂いています。

[総評]

フルカラーの世の中で暮らしている我々にとって、色のない世界って想像しづらいですよね。おそらくほとんどの方がカラーで撮影してから変換していると思いますが、予想と違ったなぁということが多かったのではないでしょうか。今回はモノクロながら色を感じさせる写真と、モノクロで成立している写真を選ばせていただきました。

 


 

SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]

SHIMAZAKI TOMOHITO [フォトグラファー]

ファッションな世界からポートレートと幅広く活躍するフォトグラファー。ご本人自身も熱く長いBMWオーナー。ユーザー視点からのツボを見る感覚は、思わずうなずいてしまう説得力があります。


profshimagmbh

[総評]

フォトコン2回目のBLACK&WHITEってテーマでしたが前回を上回る秀作の多さに、個人的にですが歴々の審査をして来ましたが今回高得点を多く付けさせていただきました。モノクロって光が肝になって来るんですが、みなさん上手に光を読まれ作品に仕上げてる数が多かったなって言うのが印象に残りました。カラーしかりモノクロしかり、光を上手く扱って素晴らしい作品が出来るのでこれからも愛車フォトを撮り続けて欲しいと思います。
色がないモノクロからいかに色を感じさせるか。
自分がモノクロを仕上げる時に命題に置いているんですが今回それが多いのに感動しました。また来年も難しいテーマになるかとは思いますが、皆さんの素晴らしい作品を楽しみにしております。

 


 

TAMURA WATARU [フォトグラファー]

TAMURA WATARU [フォトグラファー]

BMW Team Studieのオフィシャルカメラマンでもある田村氏。勿論、モータースポーツシーンから数多くの自動車雑誌でも活躍するカメラマン。クルマの撮影に関しては奥の深いコメントが好評を得ています。

[総評]

今回のお題は「BLACK & WHITE」つまりモノクロ写真。実は非常に表現が難しいのです。写真の基本は「ヒカリ」を捉えることですが、「色」がある事で様々な表現方法が広がります。

モノクロ写真はその「色」という要素を省いた世界をどうイメージするかという難解な作業。エントリーされた作品を拝見して皆さんかなり手こずられた様子が垣間見えました。

モノクロである必然性?、いやいや、色がイメージできるもの?。様々なお考えが見え隠れ。しかし根本は写真を撮る事、表現する事を楽しんでいらっしゃるようで嬉しく思います。

おこがましくも採点などさせていただきましたが自分自身にとっても非常に勉強になりました!!

 


 

ORIHARA HIROYUKI [フォトグラファー]

ORIHARA HIROYUKI [フォトグラファー]

国内レースは勿論、世界の最高峰F1の世界でも長く活躍する折原氏。とてつもない数のマシンを撮影してきた経験から鋭い視点で今年も採点頂けます。BMW愛にあふれたフォトコンに今年も快諾頂きましたッ!!

[総評]

モノクロ写真は、色の表現ができないので難しくなることが多いです。例えば赤や青は黒に近く、黄色やグレイは白に近いグレイになります。

そう言ったことを考え、色のバランスを取らないと良い作品位なり難いものです。もちろんモノクロならではの簡単さもありますが、相対的に高い写真力が求められます。

今回も、多くの作品を拝見しました。僕の採点では、白の面積が少ないものを選んだように思います。やはり影の部分を上手に使うのが、モノクロ写真のコツだと思います。

今回同様、また多くの素晴らしい作品に出会えることを楽しみにしています。

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