BMWに限らずブレーキのメンテはとっても大事っ♪

熊谷ブログ

2022.04.27

ハードに走る機会が多かったり、距離や年数を重ねてるクルマで
ブレーキがシャーシャー鳴ってたり、1本だけやけにブレーキダストが多いな・・
なんて事はありませんか?

そんなときにはまず僕らにご相談を!

画像はウチのZ4のキャリパーオーバーホール中の一コマ。

ブレーキってペダルへの踏力で発生した油圧で
キャリパーのピストンを押し出すのは皆さまもご存じのとおり。

押し出されたピストンがブレーキパッドをローターに押し当て
その摩擦で運動エネルギーを熱エネルギーに変換し制動力を得る訳ですが
じゃあ、ペダルを離したら何でピストンが戻るのかというと
それは画像のバットに浮かんでいるゴムのリングが変形して戻るから。

詳しい説明は省きますが
ブレーキペダルを踏む→ゴムのリングが変形する
ペダルを離す→リングが元の形に戻る
の動きでキャリパーのピストンって動いてます。

意外と原始的ですよね(^0^;

ですので、そのゴム製リング状部品のしなやかさが非常に大事っ!!

冒頭で挙げた様に
ハードに走る機会が多ければゴム部品もそれだけ熱に晒されますし
年数が経てばゴムが硬くなるのは当たり前のこと。
長距離走ればそれだけブレーキは使われてゴムは変形を繰り返すので
どんどん元のカタチに戻る力がなくなってきます。

ゴムが元のカタチに戻りにくくなるとピストンの戻りも悪くなるので
常に押されっぱなしのパッドはブレーキディスクに触りっぱなし。
それが一般的にはブレーキの引きずりと言われる症状になります。

如何です?心当たりありませんか?

気になる症状があるときは何でもお気軽にご相談下さいねー\(^0^)/