BMWのブレーキパッド警告灯点灯を放置すると(*0*;

熊谷ブログ

2023.04.27

サーキットを走るクルマじゃなければ
経験された方もあまりいないと思いますが
ブレーキパッドの残量がホントに無くなると
ゴーゴーと結構スゴイ音がします

こちらのブレーキはまさにその状態

ブレーキディスクがあんまり見たこと無いくらい
すごく削れているのが見て取れますよね。

ブレーキパッド部分を上から見るとこんな感じになってます。

ここでご注意頂きたいのは
このパッドのように見えているのは実はパッドの座金で
パッドはもう残量ゼロな所(*0*;

パッド残量がゼロで座金でブレーキをかけますから
当然ブレーキディスクはゴリゴリ削られますし
そもそもブレーキが驚くほど効かなくなります。

なかなか過酷そうでしょ(^0^;

こちらが外した残量ゼロのパッドと新品パッド=33

パッドの残量警告って残り5mm時点でします。

残り5mmって聞くと
“なんだ、まだ残量あるじゃんっ♪”って気もしますよね(^0^)

でも実はその5mmの内の3mmくらいは
パッドの摩擦材を座金にくっつける接着部分でもあるので
正味使えるパッドはこの時点で残り2mm(^0^;

その2mmを使ってしまい接着部分まで摩耗が進むと
残りの3mmは消耗が一気に速くなります。

そして油断してると画像のブレーキのようにパッド残量ゼロになり
ブレーキディスクは座金で削られガチャガチャに・・・

もしかすると早めに交換していたら
今回はディスクの交換は不要だったかもしれません。

となるとブレーキの警告灯って
なかなか見逃せるモノじゃあないですよねぇ。

そんなわけで
警告灯が点灯したら出来るだけお早めにご相談をっ♪

純正よりも遙かにコストを押さえて
キチンと効くブレーキを準備してお待ちしておりま〜す\(^0^)/