BMWじゃないけど…ミシュラン・ドライビング・エクスペリエンス2023に参加してきました!

忰部ブログ

2023.06.22

本日もたくさんのご来店を賜りまして誠にありがとうございます。

19日(月)のブログでもご案内しておりました研修…、
ミシュラン・ドライビング・エクスペリエンス2023に参加させて頂いておりました!
スーパーGTに参戦するStudie BMW M4 GT3も履いているミシュランタイヤ。じっくり試乗を含めて勉強します!
百問は一見に如かずを地で行く、とことん試乗するスタイルで(笑)乗りまくって参りました!

まず今回痛感したのは、ミシュランタイヤの”トータルパフォーマンス”と”サステナビリティ”の考え。
どのタイヤも最低限度のクオリティを確保する、そしてそれをスリップサイン限界まで残すこと。
コンフォートタイヤでもある程度のグリップはあるし、スポーツタイヤでも乗り心地がいい。
ある意味相反する性能をきちんと両立させることで、全てのタイヤの平均値が高いの印象的でした。
“持ち”がいいのは、ユーザー目線でもとっても有難いですよね(笑)

まずはミシュランのオールシーズンタイヤ CROSSCLIMATE 2を本コースで試乗。
凍結路面でなければ雪道でも走ることのできる夏用タイヤとして近年急激に注目を集めるオールシーズンタイヤ。
それをミシュランが解釈するとこうなる、というもの。
コースも結構楽しいのにきちんとタイヤの評価もしなくてはならない、難しいドライブです(笑)
夏タイヤとして十分な剛性感とグリップ、そしてトレッドパターンからは想像できないくらい静か。
EVとかハイブリッドとか、クルマの音が少ない車両には超大事な要素ですよね。音って。
ほとんどBMW向けのサイズ設定がないのが玉に瑕ですが、しっかり夏に普段使いで使ってもらえるタイヤでした。
皆様、セカンドカー用にいかがですか?(^_-)-☆

続いてはイマドキのタイヤ。ミシュランのコンフォートタイヤ、PRIMACYシリーズの低燃費タイヤe-PRIMACYの試乗!
PRIMACYシリーズですので、乗り心地や静粛性は文句なし。
実はEVで、公道(しかもちょっと傷んだ舗装アリw)での試乗だったのですが全く不快なイメージはなし。さすがです。
驚くべきはその転がり抵抗。
タイヤが転がりやすいのかを示す統一指数でAAAを達成したこのタイヤ。
AとAAでも実は全然空走時の速度の落ち方は全然違うのですが、このAAAがスゴい。
乗っていても全然速度が落ちないので全然アクセル踏まなくてよいのが楽でした(笑)
このタイヤは、BMWではi3用のサイズ設定がございますよ(^^♪

続いてはちょっとハードな試乗。
円形の試乗コースに水を巻いたウエットコンディションで、アクセルをどんどん開けていきます。
どれくらいの横Gでスライドしてしまうのか?を実験するセッションです。
使うのは…スタディでもご用命の多いPILOT SPORT 5!
正直、これはすごかったです。まだ滑らないの?まだ?という感じで、ウエット性能の高さに驚きました。
滑らすのもちょっと意図的にアクセルを乱暴に開けてやっとズルズルッて感じ(^^;
しかも試乗後にコースの路面を歩いてみると、靴で歩いても軽く滑るくらい路面の摩擦が低いコンクリート。
この路面であんなに食うのか、と…(笑)

その次はお楽しみ試乗(笑)
ポルシェ タイカン4SをPILOT SPORT4で本コースを試乗!
すごいですね欧州メーカーの本気のEVって(笑)

キィーーーンという独特の音とともに怖いくらいのトルクでコースが小さく感じました(笑)

最後は再びコンフォートシリーズのPRIMACYシリーズから、
・PRIMACY 4+
・PRIMACY SUV+
で、ウエット路面でのブレーキングを。

アクセルベタ踏みからの、ブレーキベタ踏み。。。サーキットかこういう場所でないとできないお遊びです(笑)
先日のヨコハマタイヤでの試乗会もそうだったんですが、
安心できるタイヤってこういうシチュエーションでも不安な感じがないんですよね。
タイヤがズズッ!って滑ってる感覚もなくきちんと路面を掴んでいるし、制動距離もきちんと短いし。
ちょっと驚いたのは…。
溝の残りが2mm、スリップサインが出始めのタイヤでもほとんど制動距離が変わらなかったこと。
これが冒頭に触れたスリップサインギリギリでも性能を確保する、ということだそうです。


先日のヨコハマタイヤの試乗会に負けず劣らず魅力的で、実りの多い研修でした!

ヨコハマの良さも、ミシュランの良さも、きちんと勉強しておきましたので!
皆様タイヤのご相談もスタディまでお気軽にお問い合わせくださいね~!!