昨日もBMW Team Studieで大活躍のミシュランタイヤ!最新モデルの3つ穴の秘密に迫る!

忰部ブログ

2023.08.7

本日もたくさんのご来店を賜りまして誠にありがとうございました!

昨日のSuperGT富士ラウンドではGT500でも我々GT300クラスでも
圧倒的ともいえるウエット性能を発揮したミシュランタイヤ。
今日はそんなミシュランタイヤの最新モデル、パイロットスポーツ5をご紹介!
くくりとしてはスポーツタイヤのジャンルにはなるものの、
その静粛性や乗り心地はもうコンフォートタイヤといっても誰も疑わないだろうというレベル。
普段お客様のお車を一番乗っているメカニックの中でも「このタイヤはスゴい!」という者もいるほど。
このタイヤやミシュランのすごさはこの研修でのブログを見て頂いて…(笑)
今日はこのパイロットスポーツ5など、最新モデルのトレッドにあるコレの謎を。

わかりますか?このトレッド外側にある3つの丸いくぼみ。
初めて見たときから気になったんですよね。
これは何か魔法のような効果をタイヤにもたらす溝なのでは?!と。

ということで先日の試乗会の時に、ミシュランタイヤさんに直接お伺いしました(笑)
「これはウェアインジケーターなんです」と。
あ、なんか性能に直結するものはないようです…(笑)

つまり、この3つ穴はいわゆるスリップサインの一種なんです。
トレッドウェアサインと呼ばれるものでして、
この3つ穴の延長線上にはスリップサインがあるのですが、
そこまでのカウントダウンをしてくれるくぼみなんだとか。
タイヤ摩耗するにつれ、外側のくぼみから埋まっていくそうです。
一番奥側の丸が埋まってきたら、スリップサイン一歩手前ということになります。
スリップサインまであとどれくらい残ってるよ、とタイヤが教えてくれるシステムになっているんですね。
言われてみれば、いつも割と急に「はい、スリップサインです」って感じですよね(^^;
この3つ穴がトレッドの外側にあるのも、タイヤを装着状態でも確認しやすくするための配慮。

タイヤは消耗品ですが、消耗していく過程を見える化することで
よりカーライフを計画的にしていくことができますものね!
今日はそんなミシュランタイヤの謎の3つ穴の秘密のご紹介でございましたー!