エンジンマウントリフレッシュで振動も軽減!快適性も戻ってまいります!

池上ブログ

2023.02.12

今回はF56 Cooper Sのお車のエンジンマウントをリフレッシュ致しました。
写真はエンジンマウント内のグリスが封入された部分が経年劣化で切れてしまい、エンジンやトランスミッションが発生する振動を本来の設計通りに吸収できなくなった状態でございます。
次の写真と見比べますとエンジンやトランスミッションの重みでラバーマウントが潰れて下がっているのが比較できます。

こちらは交換時にエンジンを浮かせ本来の状態に近づけたところの写真です。
ラバーマウント部分が裂けているのが見て取れますね。
これだけの隙間分下へ下がるのとエンジンやトランスミッションが前側へ動いていたことになります。
エンジンの補器類やエアコンのクーラーガスラインなどの部分も異常が出ていないか点検して新しいエンジンマウントを組付けてまいります。

そしてこちらが新しいエンジンマウントとの比較ですね。
左側が取り外したエンジンマウントで右側が新しいエンジンマウントでございます。
駆動輪がフロントのMINIやBMWのモデルは一度も交換されてない場合にはリフレッシュにも最適な部分でございますね!