BMW B58エンジンの冷却水漏れをメンテナンスで快適に(^v^)

池上ブログ

2024.02.9

B58エンジンを搭載したG11 740iのメンテナンスを致しました。温感時の点検ではエンジン熱で冷却水が乾いてしまい、漏れが確認しづらい状況でございましたが、冷間時になりますとじわりじわりと冷却水がエンジンオイルパンの底まで伝わってきておりました。補器類でびっしりで目視確認ができないところもあり、B58エンジンの冷却回路のレイアウトを確認し、分解して漏れ箇所を特定してまいります。

じわりじわりと冷却水がでておったためクランクケースに冷却水が硬化した箇所もございました。

冷却水が漏れ出ていた箇所はこちらのウォーターポンプでございました。左が元々取り付けられていたウォーターポンプで赤い丸印の金属でシーリングされた箇所より漏れ出ておりました。右側が新しいウォーターポンプでございます。

新しいウォーターポンプを取り付けしたところがこちらでございます。分解しましたエアコンのコンプレッサー、オルタネーターなどエンジン駆動パーツにエアインテークなどパーツを組み上げてエンジンテストを行ってまいります。しっかりメンテナンスを行いパワフルなB58エンジンで駆け抜けて頂けるように万全の状態へ致しますのでご安心くださいませ(^_^)