BMWの足回り⑤2Wayや3Way,4Way、全長調整式車高調キットとはなんぞや?
2021.12.13

第5弾の本日は車高調キットの中でも
より細かくセッティングが可能な2Way~4Way
そして全長調整式のサスペンションキットについてご紹介致しますっ♪
減衰調整機能の違いについては昨日ここでご紹介したとおり。

ものすごくざっくりな言い方になりますが
2Way→3Way→4Wayと調整可能な範囲が増えて
セッティングがより細かく出来る様になればなるほど
サスペンション性能から公約数部分を緻密に削り取り
より自分の狙いどおりの性能を引き出す事が可能になります。
ここで気にしておきたいのは緻密な設定が可能というのは
裏を返せばセッティングする側にも能力が必要という事。
正解が見えている人がセッティングして初めて良いアシに仕上がりますが
それが決まった時の素晴らしさと言ったらもうホント最高っ♪
クルマと自分の距離が大幅に近くなったのを確実に実感することが出来ます(^0<)b
ちなみに全長調整式キットの意味合いですが
非全長調整式のスプリングシートが動く車高調キットの場合
車高調整を行うとスプリングに掛かる力が変わってしまい
狙った車高とアシのセッティングが両立できない事があるのに対し
全長調整式の場合は『車高は車高』で調整することが出来
スプリングのセッティングはその影響を受けないのが最大のポイントっ♪
アシのセッティングによるクルマの動きと
クルマの姿勢によるクルマの動きを別々に作り出せる事から
更に緻密なセッティングを可能にしてくれるキットですっ♪
さてさて、お次はスタビ(アンチロールバー)について
第6弾につづきまぁ〜す(^0^)