BMW Team Studie大好き小川のスーパーGTをもっと楽しもう♪FCYってなあに?

小川ブログ

2021.07.24

複雑になるルールですが分かるともっと楽しめちゃいます♪

本日も、たくさんのお問合せ&ご来店いただきましてありがとうございます。

今日明日と鈴鹿サーキットにてお仕事されているサーキット仲間が遊びに来てくれた記念に(笑)
先日のスーパーGT Rd.4ツインリンクもてぎにて覚えてまいりました「FCY」についてご紹介いたします♪

FCYは、フルコースイエローのことで、SC(セーフティーカー)や赤旗を出す程ではないアクシデント時に出されます。
FCY実施中は80km/h以下での走行が義務づけられていて、FCY宣言されると、FCYボードが提示され、無線、計時モニター、車両のディスプレイにカウントダウンが表示されます。宣言から10秒後には速度規制が開始、この間ピットに入ることは禁止されます。通常出される黄旗と同じで追い越しも禁止です。

困った時の救世主、東京店金子メカ☆

そして、予選日には「キャリブレーションタイム」が設けられていましたが、FCYテストと何が違うんでしょう?
何を見てもよく分からなかったので、困った時の救世主、東京店金子メカに突撃質問(*^▽^*)/

キャリブレーションは、「校正、調整」といった意味があります。プリンタ等の色の入出力がある機械等で使われているそうです。

スーパーGTの場合は、レース中にFCYが出された場合、80km/h以下での走行が義務付けられているので、80km/h以下での走行が出来るように調整する時間になります。
2回に分けて行われたキャリブレーションタイムでは、各チームへ速度が伝えられ、「もうちょっと」の調整をしてFCYテストを行なっていました。そういえば、FCYテストで80km/h以下での走行が出来ていなかったチームはペナルティの文字も出ておりました(*_*;

SC(セーフティーカー)の導入と違って、トップの車両とSCの位置に関係なく導入されるので、周回遅れになることも無く、前後の位置関係はそのままに再開出来ることでレースへの影響が少ない♪とされておりますが、レース中、低速で走ることはエンジンへの負担にもなりますし、ピットストップのタイミングにも影響します。このもてぎ戦ではトップ争いにもしっかり影響しておりますので、やっぱりポイントになることは間違いないですよね(^^;)

スーパー耐久でも導入されておりますので、オートポリスでも是非注目してみてくださいませっ♪