BMWのエアーサスペンションに装備されているスプリングの役目をするエアーバック

相澤ブログ

2020.12.3

エアーバックと言うとステアリングなどに付いている緊急時に爆発して膨らむのもエアーバックが一般的ですが、エアーサスペンションのスプリングの代わりとなる部品もエアーバックと言います。 まぁエアーが溜まるモノですからエアーバックなのですが、このエアーバックに穴が開きますとリアの車高が超~シャコタンになり一部の方々には「めちゃくちゃ低くていいじゃん」となるのでしょうが(笑)スプリングを取り外した状況と同じノンサス状態ですから普通に走れる状況ではありません。 見た目で分かるぐらいに下がっているのであればこのエアーバックは完全に空気漏れを起こしており早々の交換が必要となりますが、ほんの少しの漏れですとクルマ側のセンサーで車高を一定の位置に保つためエアーバックを膨らますためにコンプレッサーが空気を送り続けるのでエアー漏れに気が付かない事もあります。 さらに気が付かずにエアーバックのエアー漏れを放置しますとコンプレッサーが常に稼働している状況が続きコンプレッサーが壊れてしまう可能性もありますのでエアーバックのエアー漏れの放置は余分な費用が掛かってしまう事がありますので、いつもと違う感じの車高になっていたら要交換の可能性があります。 写真のようにひび割れの多さなどを目安に劣化している状態が確認出来ますので状況次第では交換をオススメ致します。 車高が下がりアライメントも変化しますのでタイヤの偏摩耗にも繋がり様々な部分にも影響する可能性がありますのでご注意ください。