海水や融雪剤、経年劣化に要注意!BMWのブレーキキャリパーオーバーホールの巻

忰部ブログ

2022.10.6

本日もたくさんのご来店を賜りまして、誠にありがとうございます!

今日はちょっとメカニカルな写真で。こちらは現在トラブルでお預かりしております車両のブレーキ。
ブレーキペダルを踏んでいないのにブレーキが効いてしまう、いわゆる”引きずっている”状態。
パッドやローターの摩耗や熱など様々な要因でなってしまうのですが、
きわめて危険な状態なのでこれは早めに手を打っておきたい部分。
早めのブレーキパッド、ローターの交換などのメンテをしておけば、基本ならないのでご安心ください(笑)

ちなみにこちらの車両の原因はサビ。
融雪剤などの影響が大きいのですが、雪国などにお住まいの方もきちんとチェックしてみてくださいね。
さてそんなわけで、今回はブレーキキャリパーのオーバーホール!
動かなくなってしまったピストンのシールやブーツを交換しながら、キレイにします(^^♪

これが取り出したピストン。
表面はなかなか荒れていますが、肝心カナメな部分の状態は概ね良好。
ピストンを清掃しながら、パッキンとダストブーツを新しいものに交換すれば、
またスムーズに動いてくれそうです(^^♪

毎度のことながら、左が外したもの、右が新品。
左のものはスムーズに動かなそうな感じになっちゃってますよね(^^;)

そしてキャリパーやピストンが収まる部分もキレイに清掃・メンテナンスを施しまして、元に戻します!

この通り、キレイに復活しました(^_-)-☆
ブレーキはクルマの安全に直結する極めて重要な保安部品。
きちんと問題なく動作するか念入りに試乗をして最終CHECK!

皆様もブレーキパッドやローターの残量はもちろん、
下回りのサビなどにも注意しながら愛車のメンテナンスを行ってくださいね(^^♪