BMWの足回り③では純正形状キットの立ち位置は?

熊谷ブログ

2021.12.11

BMWの足回りについての第3弾は
純正形状キットの立ち位置について。

前回の『純正リプレイスダンパー』や
ノーマルストロークのスポーツダンパーとは違い
ダンパー単体では無くスプリングがセットになっています。

で、この純正形状キットに使われるのが
ショートストロークのスポーツダンパー。

一般に純正形状キットの場合
自由長が短いダウンスプリングでキットが構成されますから
ダンパーも自ずとショートストロークを使用する訳ですね。

スプリング自体はノーマルよりスポーティな味付けが多く
それにスポーツダンパーを組み合わせる事で
ノーマルよりキレのあるハンドリングを狙いますが
乗り味は意外なまでにマイルドなところがポイント(^0<)b

特に純正スポーツサスペンションと比べると
むしろ当たりが柔らかいキットが多いのも特徴の一つです。

メーカーやTuner毎に特徴がハッキリしていて
乗り味良く低価格で車高を下げるのにバッチリの商品もあれば
AC Schnitzerの様にプライスは少々高めでも
乗り味は実にマイルドでその上絶妙なアシさばきを見せる
純正形状とは思えないホンキのキット
も存在します。

いずれにしてもこの純正形状キットあたりから
ノーマルサスペンションの大前提である
“最大公約数的性能”を少し本格的に削り始めて
自分の好みにより近づいたクルマにするのが
足回りTuningの醍醐味っ\(^0^)/

最大公約数化するのには絶対欠かせない
車高(ロードクリアランス)を少し削り取る事で
停車状態の立ち姿もグッと締まって来るし

何より大抵の場合は
ハンドリングにも良い結果が出て来ますから
せっかくアシを触るならこの純正形状キットあたりからが
オススメの範囲に入って来ますっ♪

では、その先の車高調整式キットとは・・・・・
次回のBMWの足回り④車高調キットってどうなの?にてー\(^0^)/