べー&ジョーのドイツ珍道中 三、四日目 BMW M Motorsport本社へ訪問!

忰部ブログ

2022.09.15

さてドイツも三日目、四日目となりました。
時差ぼけも徐々に回復したところでついに今回のドイツ訪問のメインイベントです。
BMW M Motorsport本社へ!
M2CS RacingもM6 GT3もM4GT3も、全てのBMWのMotorsport車両はここから生まれるそうです。
非常に残念ながら、非常にセキュリティが厳しくて…。
現在、撮影した写真や動画を全て公開させてもらえるか確認中ですので、祈っててくださいw

レーシングカーのプロトタイプを製造するエリアも案内してくれたのですが、
「今全部のプロジェクトが一旦終わったから何もないんだ」とのこと(^^;
ちなみに地下のプロトタイプ製造時に使ったパーツ置き場には、G82 M4 GT3のものも。
「昔はF1マシンもここで開発したんだよ」
と案内してくれたロイさん。
まだ市販前のカムフラージュされたままのオリジナルのG80 M3が置いてありまして、
これが最初のプロトタイプ用の開発車両だったそうです。
なぜG82 M4じゃなくてG80 M3なの?と聞きましたら
「たまたまM3が早く手に入ったから!ドアの枚数以外は同じだしね!」
と思ったよりラフな感じでしたwww

そしてここにレーシングドライバーが実際の訓練で使うレーシングシミュレーターがあるのですが…。
今回はまさかのコレに、僕たち二人が乗って、訓練を受けるというプログラムなのです(笑)
個人的にはなぜ自分がここにいるのか理解できません(笑)

実際のM4GT3のモノコックと本物と同じシート、ステアリング、メーター。
マシンの挙動もほぼ現車と同様とのことで…。
え?これレーシングドライバーがやるプログラムじゃないの?とは思いつつ、訓練受けてきました(笑)
ここの担当のベネディクトさん曰く、ここにきた日本人は我々が二人目、三人目だそうです。。。
一人目が誰だか…気になる方は直接お問い合わせくださいw
ちなみに日本のサーキットは設定がないそうで。
ドイツのニュルブルクリンク、ホッケンハイムリンク、イタリアのモンツァ、アメリカのセブリングでM4GT3走らせてきました!

どういうライン取りをしたか、舵角やアクセル開度、どこでどれくらいのブレーキを踏んでいるのかも全て記録に残ります。
専門の分析担当がいるので、好き放題言われます(笑)
途中、大西は「あと5mブレーキポイントを遅らせて」なんて言われてましたが(^^;
担当のエンジニアのイタズラでABS故障させられたりしてました(笑)
走りを見て「リアのスタビを少し変更したから、もっと踏めるよ!」
と車両のセッティングも自由自在に変更できるそうです。
こんな僕らでも二日間で見違えるほどタイムアップができました。
明日はBMW界では誰もが知るあのBMWワークスドライバーが来るそうですw

皆様が楽しみにしていただいたであろう写真や動画がお見せできなくてホントにごめんなさい!
許可が降りたら、またお知らせしたいと思いますが
実際にご来店いただいたお客様には精一杯お土産話させていただきますので
誠に申し訳ございませんが、お許しください(笑)
唯一現段階で許可されましたBMW M Motorsport、Motorrad本社の社員食堂の料理だけ(笑)

すごく美味しかったけど、担当のベネディクトさん曰く
「冷蔵庫の残り物でできるやつねw」
とのことw

明日は再び移動日!ミュンヘンからもう少し西に進み、HAMANNを目指します!