BMW安全に乗るならブレーキは大事ですよね?きちんとメンテ、してますか?

忰部ブログ

2023.06.15

本日もたくさんのご来店を賜りまして誠にありがとうございます!

皆様普段BMWに乗られていて、ブレーキ、踏みますよね?(笑)
自動車が凶器にならないために最も大切だといわれるのがブレーキ。言わずと知れた最重要保安部品ですよね。
ほぼ全てのBMWが採用しているディスクブレーキ式では
摩擦による制動力を生むパッドローターの交換が大事なのは先日のブログでもご案内した通りですが
今日はそのパッドをローターに向けて押し出す、最も大事な動きを務めるキャリパーとピストンのメンテのお話。

詳しい仕組みは割愛しますが、ブレーキペダルを踏むとキャリパーからピストンが押し出てきます。
ピストンがパッドをローターに押し付けることでブレーキが効くわけですが…。
ペダルを離してもピストンが元に戻らない、戻りにくいなんてことが起きることがあります。
サーキットや山道の下り坂などブレーキを酷使したことによる高温で
ピストン周りのパッキンが溶けて引っかかることもありますし…。
長年の経年劣化でピストンが固着することもあります。
なので、定期的にブレーキキャリパーのオーバーホールが必要になります!

こちらが取り外したブレーキキャリパー。頑張ってくれてる感、出てますね(笑)
キャリパーの真ん中にある円柱状のパーツがピストン。
これが出たり入ったりすることで、ブレーキが効いています。
この周りのパッキン類をリニューアルしながら、周りもキレイにしていきます。

冒頭の写真は取り外して清掃したピストン、
撮影している側はパッキンで密閉されている側なので元々比較的キレイなのですが
腐食もサビもなく、問題なくキャリパー側に戻せました(^^♪
施工後のオーバーホール済みのブレーキキャリパーの写真を撮り損ねた私を、皆様お許しください(笑)

キャリパーやピストンの異常はパッドやローターに比べてわかりにくい面もありますから、
きちんと定期点検などプロの目でチェックするのが大切です!
走行距離が伸びてきたなぁって方も、なんとなくブレーキに違和感があるなぁって方も!
BMWであればスタディが確認致しますので、皆様お気軽にご相談くださいね!