スタディ創成期のBMW主力機にして往年の名機E36 3シリーズを愛でる

忰部ブログ

2023.02.3

本日もたくさんのご来店を賜りまして、誠にありがとうございます!

この伝統的かつ堅牢な印象が特徴的なフロントマスク。みんな大好き(?)E36 3シリーズでございます!
今の現行3シリーズ G20系が7代目。3代目3シリーズとして1991年に登場。当時僕は3歳でした(笑)
1997年に次代のE46へバトンを渡しますが、未だにE36はM3をはじめとしてBMWファン垂涎の的。
世の中がデジタル化電子化するギリギリ手前の適度なアナログ感、
いかにもドイツの工業製品という感じの質実剛健なモノづくり。
E30と並んで、日本におけるBMWの立ち位置やイメージを確立してくれた一台なんじゃないかと思います。
そして時代背景的にもスタディ発足当時の主力車種が、このE36 3シリーズ。
スタッフ内も古参衆を中心に熱い支持を受けるのがこのE36。
実は、スタディ横浜店にはめっちゃくちゃキレイなE36がございます(笑)

E36 318iでございます!シングルカム、SOHCエンジンの一台。ほぼノーマル。玄人好みすぎる一台…。
パワー不足?いやいや、これくらいがちょうどいいんですって(^_-)-☆
実はこちら、横浜店のお客様がご事情で泣く泣く手放された一台なんです。
この最高クラスの程度の良さも、そのお客様の愛情あればこそ。
その愛情を知るからこそ、その気持ちを引き継ごう、ということで社内有志で大切に維持させて頂いています。
ですので、今日はその自慢ブログです、ゴメンナサイ。。。
日本のE36ファンの皆様、さぁ楽しみましょう(笑)

コクピットのこの通り!オリジナルを最大限に残したこのインテリア!
操作類がドライバー側に向いている設計も、ドライバーズカーであることを象徴していますよね。
乗ってみると、エンジンの振動の伝わり方がすごく心地よくて
ステアリングフィールもアクセルペダルに伝わる振動や感覚がすごくリアリティがあって楽しいんです。
BMWといえばエンジン!とも言われますから、この点もBMWを存分に楽しむには十分すぎます。
“駆け抜ける歓び”を標榜するBMWの最もスタンダードなモデルの3シリーズですから、
ただ一般道を走っているだけでも心が洗われるような楽しさがそこにはあります。

ボディサイズも絶妙で、日本の道路事情にもフィット。セダンタイプの教科書のようなボディデザインも最高ですよね。
E36って、本当にBMWの良い部分がギッシリ凝縮されて詰まってるんですよね。
これがBMWの本質だ!これがBMWなんだ!っていう感じです。

登場から既に30年が経過したE36。
先日のZ8を愛でた記事と同じように、E36にはE36にしかない魅力もたっぷり!
オーナーさんだけが知っている、この良さを皆様に少しだけでもお裾分けできれば幸せです。

好き勝手書いたら長くなりました。。。
最後はE36つながりで、昨年9月のドイツ出張で訪問したBMW Museumに展示されていたE36 316gの写真で、失礼致します(笑)